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事業報告 2016年3月期 (分割版) | 事業報告書 | KDDI株式会社

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(1)

(第32期定時株主総会招集ご通知添付書類)

事業報告

(平成27年4月1日から平成28年3月31日まで)

1.企業集団の現況に関する事項

(1)事業の経過及びその成果 IFRSの適用

 当社グループは、今後グローバルにビジネスを展開していく上で、財務情報の国際的な比較可能性の向上を通じ、 ステークホルダーの皆さまに、より有用性の高い情報を提供することを目的として、第32期より、従来の日本基準 に代えて国際財務報告基準(IFRS)を適用しています。

①全般の状況

経済概況

 世界経済は、米国では雇用情勢の改善が続き、内需を中心に回復基調が継続し、欧州でも個人消費が底堅く推 移し、緩やかに回復しています。一方、中国をはじめとするアジア新興国や資源国等の景気が下押しされるリス クがあり、世界経済の不確実性の高まりや金融・資本市場の変動に引き続き注視していく必要があります。  日本経済は、個人消費の足踏みや円高の進行による業績下振れ懸念等による企業の慎重姿勢が一部にみられま すが、設備投資や雇用情勢は底堅く、緩やかな回復基調が続いています。

売 上 高

モバイル通信料収入の増加及び端末販売収入の増加により、増収となりました。

4

4,661

35

百万円 ( 前期比

4.6

% 増

営 業 利 益

端末販売原価や販売手数料が増加したものの、売上高の増加等により、増益となりました。  

8,333

58

百万円 ( 前期比

25.2

% 増

親 会 社 の 所 有 者 に 帰 属 す る

当 期 利 益 為替差損の影響等があったものの、営業利益の増加等により、増益となりました。  

4,944

65

百万円 ( 前期比

24.9

% 増

(注)前期比については、IFRSに基づく第31期の実績値との比較を記載しています。

(2)

業界動向と当社の状況

 日本の情報通信市場は、携帯電話からスマートフォンやタブレット等の「スマートデバイス」への移行が進 む中、携帯電話事業者が提供するサービス等の同質化やMVNO※1各社による格安SIM※2サービス等の普及が進 んでいます。また、通信事業者は新たな収益の確保に向けて通信以外のサービスへ事業領域を拡大しつつあり、 各社の事業戦略は大きな転換期を迎えています。さらに、総務省による「スマートフォンの料金負担の軽減及 び端末販売の適正化に関する取組方針」を踏まえた携帯電話事業者への要請及びガイドラインの策定(本年4 月1日適用開始)等もあり、情報通信市場全般の事業環境は新たな局面を迎えています。

 当社は、このような事業環境の変化に対応し、競争力のさらなる強化を図り、中長期での事業成長を目指し ていくために、「3M戦略(マルチネットワーク、マルチデバイス、マルチユース)」と「グローバル戦略」を推 進しています。

 国内については、「3M戦略」に基づき、ネットワーク・端末・サービス・お客さまサポート・料金等あらゆる 面で「auらしさ」を磨き上げ、さらなる顧客基盤の拡大、auスマートバリュー及びスマートフォンの普及、マ ルチデバイス及びマルチユースの推進を図っています。マルチデバイスでは、タブレット等の利用促進を成長 の新たな推進力としています。マルチユースでは、「au経済圏の拡大」に向けて、物販事業、金融・決済事業の 強化に加え、本年4月からは電力小売事業に参入しました。当社の連結子会社である株式会社ウェブマネーが 事業展開している「au WALLET プリペイドカード」と当社の連結子会社であるKDDIフィナンシャルサービス 株式会社が事業展開している「au WALLET クレジットカード」の有効発行枚数※3が合計約1,800万枚に到達 する等、順調に「au WALLET」の会員基盤を拡大しています。なお、マルチデバイス及びマルチユースの推 進に伴い、マルチデバイスによる収入を反映したお客さま一人当たりの「au通信ARPA(Average Revenue Per Account)※4」と、お客さま一人当たりの「付加価値ARPA」を当期の重要KPIとし、両ARPAの最大化を 図りました。

 海外については、データセンター等の法人向けICTビジネスの基盤強化を図るとともに、ミャンマーにおけ る通信事業をはじめとした新たな成長機会への取り組みを進めています。

 その他、女性活躍を積極的に推進する企業として、本年3月に4年連続で「なでしこ銘柄※5」に選定されま した。さらに同日、「新・ダイバーシティ経営企業100選※6」にも選定され、当社として初めてダブル受賞と なりました。

 また、本年4月に、当社は「CM好感度No.1」企業として、CM総合研究所が発表した「ベスト・アドバタ イザー」に、2014年度に続き2年連続で選出されました。

※1 Mobile Virtual Network Operator(仮想移動体通信事業者)の略。無線通信インフラを他携帯電話事業者等から借り受けてサービスを提供し ている事業者のことです。

※2 MVNO事業者が提供するSIMカードのことです。広義では、MVNO事業者が提供する通信サービスを含めます。

※3 発行枚数-解約枚数となります。

※4 モバイル契約者(プリペイド/MVNO除く)1人当たりの月間売上高のことです。

※5 女性活躍推進に積極的に取り組む企業を魅力ある銘柄として、経済産業省と株式会社東京証券取引所が共同で選定する事業です。

(3)

パーソナル

 「auスマートバリュー」は多くのお客さまにご支持いた だき、順調に拡大しています。当期末時点で、au契約数 が1,155万台、世帯数(固定回線数)は572万世帯とな りました。また「auスマートバリュー」の対象となる提 携事業者やサービスもさらに拡大しています。

3,330,583

546,739

3,503,255

656,584

31

(平成26年度)(平成27年度)32 (平成26年度)31 (平成27年度)32

売上高 営業利益

(単位 百万円) (単位 百万円)

※ 2年契約(自動更新)で途中解約等の場合、契約解除料(9,500円)がかかります(更新月除く)。

※ 表記の金額は税抜です。

※ 一部通話は対象外です。また、1回の通話が5分を超えた場合、5分超過分につき30秒ごとに20円の通話料 が別途かかります。

② 事業別概況

 3

5,032

55

百万円

 (

前期比

5.2

%増

)



6,565

84

百万円

 (

前期比

20.1

%増

)

 3M戦略の推進に伴うモバイル通信料収入の 増加及び端末販売収入の増加により、増収とな りました。

 端末販売原価や販売手数料が増加したもの の、売上高の増加等により、増益となりました。

「auスマートバリュー」が順調に推移

音声通話サービスの拡充

 昨年9月より、「カケホとデジラ」の国内通話定額プラン に、通話回数の制限なく1回5分以内の通話が無料でかけ放 題となる「スーパーカケホ (電話カケ放題プランS)」を追 加しました。これにより、「カケホとデジラ」は、お客さま のご利用シーンに合わせて、多様な組み合わせから選択い ただくことが可能となりました。

T o p i c s

営業利益 売 上 高

66

386 705 933

単位 万

23年度

平成 24年度 25年度 26年度 27年度

au契約数

44

212 358 459

単位 万

壋数 2

23年度

平成 24年度 25年度 26年度 27年度

(4)

※1 昨年3月31日時点に発売されているスマートフォンにおいて。株式会社ネオ・マーケティング調べ。

※2 京セラ株式会社独自の耐久試験を実施。全ての海水耐久に対して保証するものではありません。

※3 昨年11月1日時点に発売されているスマートフォンにおいて。株式会社ネオ・マーケティング調べ。

※4 IPX5/8の防水性能。また、京セラ株式会社独自の耐久試験を実施。すべてのハンドソープで洗 えることを保証するものではありません。

「auWALLETMarket」による物販事業の開始

UQmobile(MVNO)サービス

 当社の連結子会社のUQコミュニケーション ズ株式会社は、au回線を利用したUQ Mobile

(MVNO)サービスを提供していたKDDIバリュー イネーブラー株式会社と昨年10月に合併しま した。

 合併後、本年2月には通信料金・スマートフォ ン端末代金を含み、月々2,980円(税抜)からの 新料金プラン「ぴったりプラン」の提供を開始し、 これにより新しいスマートフォンもよりおトクに ご利用可能となりました。

 昨年8月より、お客さまとauをつなぐ最大の お客さま接点であるauショップを活用した「au WALLET Market」を開始しました。auショップス タッフが、ご来店されるお客さまのライフステージ

に合わせ、食品や生活用品等、嗜好に合った商品や 定期購入商品をご紹介、ご購入のお手伝いをするこ とで、これまでネットショッピングを経験したこと のないお客さまにも安心してご利用いただけます。

お客さまのニーズに合わせた

端末を発売

 当期は、「iPhone 6s」と「iPhone 6s Plus」の発 売に加え、世界初※1の海水※2に対応した「TORQUE」 や、世界初※3のハンドソープで洗える※4「Dデ ィ グ ノIGNO

rラ フ レafre」、VoLTEに対応したauケータイ「AQUOS K」、

お子さまの安全をサポートする国内初※5となる通話も できるキッズウォッチ「mamorino Watch」、auオ リジナルブランド「Qキ ュ アua」シリーズのスマートフォン

「Qua phone」やタブレット「Qua tab」等、様々な 世代やニーズに合った商品を提供しました。

iPhone 6s/iPhone 6s Plus TORQUE

AQUOS K mamorino Watch Qua phone Qua tab DIGNO rafre

(5)

バリュー

新たなコマースサービスに挑戦

 2,717

63

百万円

   (

前期比

14.3

%増

)



738

3

百万円

   (

前期比

40.1

%増

)

 「auスマートパ ス」等の 利用の増 加や、 KDDIフィナンシャルサービス株式会社(以下、 KFS)の収入増加及びジュピターショップチャ ンネル株式会社(以下、JSC)の新規連結化に より、増収となりました。

 KFSの収入増加及びJSCの新規連結化に伴う 費用が増加したものの、売上高の増加等により、 増益となりました。

 昨年8月より、当社の連結子会社である株式会社ルクサ との協業により、スマートフォン、パソコンやタブレッ トで、厳選された商品や体験型商品を簡単に購入でき る、新たなネットショッピングサービス「au WALLET Market powered by LUXA」を開始しました。本サー ビスでは、物販に加えて高級レストランや舞台チケット等、 非日常の商品をタイムセール形式で提供しています。

※1 昨年8月20日時点。当社調べ。

※2 「ビデオパス」「auID」等の利用規約にてお客さまの同意を得ている統計分 析データ(個人を特定する情報を含まない) に限ります。

「auスマートパス」をはじめとする

会員サービスの魅力化

 当期末の「auスマートパス」会員数は、前期末から 158万増加の1,447万となりました。「ビデオパス」の 取り組みでは、昨年8月より動画配信事業において国内 初※1となる、通信キャリアのビッグデータ※2を活用した 地上波番組連動のオリジナルコンテンツの共同制作を手 掛けました。また、レンタル作品購入、楽曲購入に利用 可能な「ビデオコイン」「うたコイン」の提供を開始し、

「ビデオパス」「うたパス」会員への還元施策を実施して います。

T o p i c s

営業利益 売 上 高

237,689

52,681

271,763 73,803

31

(平成26年度)(平成27年度)32 (平成26年度)31 (平成27年度)32

売上高 営業利益

(単位 百万円) (単位 百万円)

(6)

 当社の連結子会社である株式会社ジュピターテレ コム(J:COM)は、本年3月に、国内最大手のテレ ビ通販企業であるジュピターショップチャンネル株 式会社(JSC)の株式の50%を取得しました。あわ せて当社も住友商事株式会社からJSC株式の5%取 得を完了しています。今回の資本参加により、ス マートフォンとテレビ通販を組み合わせた新たな サービスに挑戦する等、当社グループの持続的な 企業価値向上を実現していきます。

スタートアップ企業との取り組み

新規事業の開拓

 「KDDI ∞ Labo」は「地方連携構想」として、地 方行政と提携し、同行政が推薦する企業に対して、 地方発のイノベーション創出支援を行っています。 昨年5月と10月には、大阪市と「MeetUP!」ピッチ 大会を共催し、加えて11月に石巻市、12月に広島県、 本年1月に福岡市と連携し、イベントを開催しました。 そして、各都市から選抜された優秀な企業が、東京 で開催のDemoDayに登壇しました。また、昨年1 月に資本提携を行った Ossia (オシア), Inc.と、ワ イヤレス給電システムの共同開発を行い、その成果 として、本年1月に「CES (Consumer Electronics Show) 2016」に参考出展しました。

※ グローバル・ブレイン株式会社が運営するコーポレート・ベン チャー・ファンド「KDDI Open Innovation Fund」を通じて出資。

金融事業の拡大

 金融事業においては、昨年5月にライフネット生 命保険株式会社と資本・業務提携を行い、従来取り 組んできたネット銀行(じぶん銀行)、ネット損害 保険(au損保)に加えて、新たにネット生命保険の 分野に進出しました。

×

(7)

ビジネス

 6,320

32

百万円

   (

前期比

4.1

%減

)



614

36

百万円

 (

前期比

19.0

%減

)

 ITアウトソース等のソリューション売上が 増加したものの、モバイル及び固定通信料収 入の減少により、減収となりました。

 販売手数料や通信設備使用料等が減少した ものの、売上高の減少等により、減益となり ました。

※ モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(Mobile Computing Promotion Consortium)。

「MCPC

award2015」において

最優秀プロダクト賞等を受賞!

 当社モバイルサービスを活用したシステムが、「MCPC award 2015」でモバイルテクノロジー賞、モバイルパ ブリック賞、モバイル中小企業賞、最優秀プロダクト賞 を受賞しました。

 「MCPC award」は、「ユーザー部門」と「プロバイ ダー部門」から成り、モバイルシステム導入により「業 務効率化」「業績向上」「顧客満足度向上」「社会貢献推進」 等の成果を上げた事例を表彰し、モバイルコンピューティ ングのさらなる普及促進を図るものです。

T o p i c s

営業利益 売 上 高

659,240632,032 75,855 61,436

31

(平成26年度)(平成27年度)32 (平成26年度)31 (平成27年度)32

売上高 営業利益

(単位 百万円) (単位 百万円)

クラウドサービスの機能追加

※ 保管データが損失・破壊とならないことを示す値であり、100%と本数値の 差分が1年間にデータ消失する確率を示すものです。

 法人のお客さま向けクラウド基盤「KDDI クラウドプ ラットフォームサービス」の強化に取り組んでおり、昨年 9月より「オブジェクトストレージ」の提供を開始しまし た。爆発的に増加するデータを制限なく保管できる拡張性と、 99.999999999999%(14ナイン) の堅牢性を備えており、 加えて安全なデータ転送も可能です。

(8)

グローバル

新興国における通信事業の推進

 2,944

9

百万円

    (

前期比

5.5

%増

)



321

45

百万円

   

 ミャンマー通信事業やデータセンター事業 等の収入の増加により、増収となりました。

 前期に海外子会社(DMX Technologies Group Limited)の事業損失を計上したこと や売上高の増加等により、増益となりました。

 ミャンマー通信事業においては、携帯電話基地局 の増設や運用体制の増強、お客さま動線を踏まえた エリア展開等のネットワーク品質向上に加え、地方 拠点も含めたブランドショップの拡大やコールセン ターのシステム化、コンテンツポータルサイトの開 設等、お客さま接点の強化に取り組んできました。  この結果、携帯電話契約者数は、一昨年7月の共同 事業契約締結時の3倍を超える1,900万を突破し、計 画を上回る水準で推移しています。

 また、モンゴル国内携帯電話契約者シェアNo.1の 総合通信事業者MobiCom Corporation LLCについ て、本年3月に連結子会社としました。

T o p i c s

営業利益 売 上 高

278,984

15,254

294,409 32,145

31

(平成26年度)(平成27年度)32 (平成26年度)31 (平成27年度)32

売上高 営業利益(損 )

(単位 百万円) (単位 百万円)

(9)

③主な関連会社の状況

【株式会社じぶん銀行】

 当社の持分法適用会社である株式会社じぶん銀行は、昨年9月に口座数が200万口座に到達し、じぶん 銀行カードローンの融資残高(じぶんローンとキャッシュワンの合計残高)が1,000億円を突破しました。 堅調な業容拡大の下、昨年12月1日より、お申込からご契約まですべてがスマートフォンやパソコンにより、 インターネット経由で完結する邦銀初※1の「住宅ローン」の提供を開始しました。

 また、本年3月14日より、独立行政法人日本スポーツ振興センターが運営するスポーツ振興くじ「BIG」・

「toto」を購入いただける「じぶん銀行 toto」を開始しました。これに併せて、定期預金の満期後、利息に 加えて「BIG」を受け取ることができる、邦銀初※2の「BIG付き定期預金」の提供を開始しました。

 今後ともお客さまの多様なニーズへの対応及び利便性向上のため、より一層商品やサービスの拡充に努め ていきます。

※1 昨年10月28日時点。一般社団法人全国銀行協会の会員のうち、外国銀行を除く139行における住宅ローン契約までの手続き調査を実施。じぶん銀

※2 本年3月14日時点。じぶん銀行調べ。行調べ。

*「iPhone」は、米国及び他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。

*「DIGNO」「TORQUE」は、京セラ株式会社の登録商標です。

*「AQUOS」は、シャープ株式会社の登録商標です。

* その他の社名及び商品名は、それぞれ各社の登録商標または商標です。

(10)

④持続的な企業価値向上に向けた取り組み

【CSR活動】

 KDDI研究所が東京大学、九州工業大学と共同で開発した水中 ロボットで使用する音波・音響技術を使って、ガンジス河等の濁っ た河に棲息する絶滅危惧種であるイルカの生態調査を実施した プロジェクトが、生物多様性保全活動に貢献していると評価され、 第25回地球環境大賞「フジサンケイグループ賞」を受賞しました。  また、昨年7月には山梨県総合教育センターに協力し、高校生 に対して「スマートフォンを活用した災害訓練研究授業」を実施 しました。受講者は、正確な情報をいち早く収集、発信すること が、自身の安全を確保する (自助) と同時に、老人、子供等の社 会的弱者やけが人等の支援 (共助) にもつながることを体験する ことで、災害時に一人一人が果たせる社会的役割を学習しました。 本取り組みは、地域防災や高校生の情報リテラシーといった社会 課題に、産官学が連携して取り組んだ事例として評価され、ICT 夢コンテスト「奨励賞」を受賞しました。

【KDDI財団】

 公益財団法人KDDI財団は、情報通信社会の発展に資する研究 や留学生に対する助成事業、途上国を対象とする国際協力事業等、 様々な社会貢献活動を実施しています。

 途上国支援では、これまでカンボジアの農村部に10校の学校を 建設し、パソコンや英語の教育支援プログラムを実施してきました。 昨年は、新たに美術教室、音楽教室といった情操教育支援も開始し ました。また、新たにミャンマーでもパソコンや英語等の教育支援 プログラムを開始しました。

 教育支援以外では、昨年、モンゴルでの衛星通信による辺境地 の病院、学校等のインターネット接続プロジェクト、ベトナムでの バス運行システム開発プロジェクト等を実施しました。

 最新のKDDI財団の活動は、KDDI財団のウェブサイト(http:// blog.kddi-foundation.or.jp/)をご参照ください。

(11)

(2)企業集団が対処すべき課題

①中長期的な会社の経営戦略

 通信業界においては、競合各社によるモバイルと固定通信のセット型割引サービスの販売開始等もあり 市場の同質化が進む一方で、MVNO各社による格安SIMサービス等の普及が拡大する等、事業環境が大き く変化しています。また、競争軸も、これまでの通信分野から、その周辺、さらには通信以外の分野も含 む広い領域にシフトしており、従来の通信会社に加え異業種との競争の時代に突入しています。今後、あ らゆる産業分野がかかわるIoTが進展すると、この動きはより一層加速すると思われます。

 このような事業環境の変化に迅速に対応しながら、持続的な成長を実現していくため、以下のとおり今 後3年間における新たな方針を策定しました。

■事業運営方針

 「お客さま体験価値を提供するビジネスへの変革」

  あらゆるお客さま接点において、お客さまの期待を超える体験価値を提供するビジネスへと変革してい きます。

■事業戦略

  「国内通信事業の持続的成長」に加えて、新たな成長軸の確立に向けて「au経済圏の最大化」と「グロー バル事業の積極展開」を目指していきます。

■財務目標

 持続的な利益成長と株主還元強化の両立を目指していきます。  2016年度から2018年度に向けての中期目標は以下のとおりです。   【利益成長目標】

  ・連結営業利益 CAGR(年平均成長率) 7%   ・au経済圏流通総額  2兆円超

  ・成長に向けたM&A 3年間累計 5,000億円規模   【株主還元目標】

  ・配当性向は、従来の「30%超」から「35%超」へ   ・成長投資とのバランスにより、自己株式取得を実施

  ・自己株式数は、発行済株式総数の5%を目安とし、超過分は消却

(12)

②対処すべき課題

 当社グループは新たな事業戦略に沿って、持続的な成長に向けた課題への取り組みを以下のとおり 進めていきます。

■国内通信事業の持続的成長

  当社の事業基盤である国内通信事業においては、「ID×ARPA」の最大化による持続的成長を目指 していきます。「ID×ARPA」の最大化に向けては、さらなるスマートフォン・タブレットの普及や IoTデバイスへの対応等「マルチデバイス」の推進に加え、「auらしさ」を磨き上げ、お客さまの体 験価値向上を通じて、「au」をお客さまから選んでいただけるブランドに高めていきます。

■au経済圏の最大化

  従来の通信サービスに加え、決済・物販・エネルギー・金融サービス等を「auライフデザイン」と して総合的に提供することで、国内通信事業基盤を生かしながら、相乗効果を発揮し、「au経済圏」 の拡大を目指していきます。

  当社は「au WALLET Market」等において、物販サービスを実施していますが、強みであるお客 さま基盤とauショップ等のお客さま接点を生かし、さらに各サービスとの連携を強化していきます。

「auでんき」等エネルギービジネスへの参入や、金融事業の確立等もあわせ、au WALLETを核とす る「au経済圏」の循環モデルを構築していきます。

■グローバル事業の積極展開

  当社連結子会社KDDI Summit Global Myanmar Co., Ltd.がミャンマー国営郵便・電気通信事業 体(MPT)と共同で行っているミャンマー通信事業においては、当社がこれまで国内外で培った事 業経験と技術力を生かし、同国の経済や産業の発展及び国民生活の向上に貢献するとともに、当社 のグローバル事業における柱となるように注力していきます。

  また、データセンターをはじめとした法人向けICTビジネスにおいても、継続して基盤強化を行い、 グローバル事業の拡大を図っていきます。

※ Internet of Things(モノのインターネット)の略称。あらゆるモノが通信機能を持ってネットワークにつながり、センサーが収集したデー タを送信したり、クラウド上のデータを活用したり、またはそれらのデータをもとに自動制御を行ったりすることを指します。

(13)

① 企業集団の財産及び損益の状況の推移(項目に「/」があるものは、「日本基準/IFRS」となります。)

(3)財産及び損益の状況の推移

(注) 1.日本基準については百万円以下を切り捨て、IFRSについては百万円以下を四捨五入にて記載しております。

2. 1株当たり当期純利益及び第31期の基本的1株当たり当期利益については、平成24年10月1日付(株式1株につき100株)、 平成25年4月1日付(株式1株につき2株)及び平成27年4月1日付(株式1株につき3株)の株式分割が第29期期首に行 われたと仮定した値を記載しております。

3. 第32期の基本的1株当たり当期利益の算定において、役員報酬BIP信託及び株式付与ESOP信託が所有する当社株式

0 10,000 20,000 30,000 50,000

40,000

0 2,000 4,000 6,000 8,000

0 15,000 30,000 45,000 60,000

0 1,000 2,000 3,000 5,000

4,000

(平成24年度)第29期(平成25年度)第30期 (平成26年度)第31期 (平成27年度)第32期 日本基準 IFRS

(平成24年度)第29期(平成25年度)第30期 (平成26年度)第31期 (平成27年度)第32期 日本基準 IFRS

(平成24年度)第29期(平成25年度)第30期 (平成26年度)第31期 (平成27年度)第32期 日本基準 IFRS

(平成24年度)第29期 (平成25年度)第30期 (平成26年度)第31期 (平成27年度)第32期 日本基準 IFRS 総資産/資産合計 純資産/資本合計

(億円)

(億円)

当期会社の する当期

(億円)

(億円)

(平成24年度)第29期 (平成25年度)第30期 (平成26年度)第31期 (平成27年度)第32期

日本基準 IFRS

営 業 収 益 / 売 上 高 (百万円) 3,662,288 4,333,628 4,573,142 4,270,094 4,466,135 電 気 通 信 事 業 (百万円) 2,432,726 2,609,157 2,734,554 - - 附 帯 事 業 (百万円) 1,229,562 1,724,471 1,838,587 - - 営 業 利 益 (百万円) 512,669 663,245 741,298 665,719 833,358

経 常 利 益 (百万円) 514,421 662,887 752,402 - -

当期純利益/

親会社の所有者に帰属する当期利益 (百万円) 241,469 322,038 427,931 395,805 494,465 1株当り当期純利益/

基本的1株当たり当期利益 (円) 105.30 132.87 170.84 158.01 197.56 総 資 産 / 資 産 合 計 (百万円) 4,084,999 4,945,756 5,250,364 5,626,725 5,807,249 負債/負債合計 (百万円) 1,761,635 2,028,767 2,011,615 2,403,713 2,297,792 純資産/資本合計 (百万円) 2,323,363 2,916,989 3,238,748 3,223,012 3,509,458

(14)

② 当社の財産及び損益の状況の推移

0 10,000 20,000 30,000 50,000

40,000

0 2,000 4,000 6,000 8,000

0 15,000 30,000 60,000

45,000

0 1,000 2,000 3,000 5,000

4,000

0 50 100 150 200

(平成24年度)第29期(平成25年度)第30期(平成26年度)第31期(平成27年度)壠32期 (平成24年度)第29期(平成25年度)第30期(平成26年度)第31期(平成27年度)壠32期 (平成24年度)第29期(平成25年度)第30期(平成26年度)第31期(平成27年度)壠32期 (平成24年度)第29期(平成25年度)第30期(平成26年度)第31期(平成27年度)壠32期

(億円)

電気通信事業 附帯事業

(億円)

経常利益 営業利益

当期 当たり当期

(億円) (円)

1株当たり当期純利益(円)

当期純利益(億円) 純資産 負債

(億円)

(平成24年度)第29期 (平成25年度)第30期 (平成26年度)第31期 (平成27年度)第32期

日本基準

営 業 収 益 (百万円) 3,366,079 3,585,292 3,728,416 3,827,164 電 気 通 信 事 業 (百万円) 2,332,637 2,457,256 2,538,123 2,598,729 附 帯 事 業 (百万円) 1,033,441 1,128,036 1,190,292 1,228,435

営 業 利 益 (百万円) 465,145 542,110 614,811 613,950

経 常 利 益 (百万円) 472,883 573,727 635,405 649,714

当 期 純 利 益 (百万円) 231,348 356,004 403,263 445,681 1株当たり当期純利益 (円) 100.89 146.88 160.99 178.07 総 資 産 (百万円) 3,910,233 4,014,992 4,317,272 4,379,181 負 債 (百万円) 1,678,657 1,303,419 1,363,002 1,196,533 純 資 産 (百万円) 2,231,575 2,711,573 2,954,269 3,182,649

(注) 1.第29期及び第30期については百万円以下を切り捨て、第31期及び第32期については百万円以下を四捨五入にて記載しております。 2. 1株当たり当期純利益については、平成24年10月1日付(株式1株につき100株)、平成25年4月1日付(株式1株につき2

株)及び平成27年4月1日付(株式1株につき3株)の株式分割が第29期期首に行われたと仮定した値を記載しております。 3. 第32期の1株当たり当期純利益の算定において、役員報酬BIP信託及び株式付与ESOP信託が所有する当社株式(1,738,000

(15)

(4)企業集団の資金調達の状況

 当連結会計年度においては、社債償還・借入金返済資金と設備投資資金及び投資資金の一部に充当することを目的として、金 融機関より204,000百万円の長期及び短期借入を実施いたしました。

(5)企業集団の設備投資の状況

 当連結会計年度においては、お客さまにご満足いただけるサービスの提供と信頼性の向上を目的に、効率的に設備投資を実施 いたしました。

 なお、当連結会計年度中に完成し、事業の用に供した電気通信設備等の投資額は、当社グループで500,490百万円となりま した。

 主な設備投資の状況は以下のとおりであります。  ①移動通信系設備

  LTEサービスエリア拡充、及びデータトラフィック対応のため無線基地局及び交換設備の新設・増設等を実施いたしました。  ②固定通信系設備

   移動通信のデータトラフィック増加に対応した固定通信のネットワーク拡充、及びFTTHやケーブルテレビに係る設備の新 設・増設を実施いたしました。

(6)企業集団の主要な事業内容(平成28年3月31日時点)

 当社の企業集団は、当社及び連結子会社164社(国内87社、海外77社)、持分法適用関連会社34社(国内25社、海外9社) により構成されております。

 当社グループの事業は、サービスとお客さまの属性に応じたセグメントで区分しており、各セグメントの主な事業内容は以下 のとおりです。

セグメント 主な事業内容

個人及び家庭向けの通信サービス(au携帯電話、FTTH、CATV)等

各種金融・コマースサービス、各種アプリケーション、映像及び音楽の流通、広告配信 企業向け通信サービス(ICTソリューション、データセンターサービス)

海外での企業・個人向けの通信サービス(ICTソリューション、データセンターサービス)

(16)

(7)当社の事業所の状況(平成28年3月31日時点)  (事 業 所) 本 社(東京都)

 (総 支 社) 北海道(北海道)、東 北(宮城県)、北関東(埼玉県)、南関東(神奈川県)、 中 部(愛知県)、北 陸(石川県)、関 西(大阪府)、中 国(広島県)、 四 国(香川県)、九 州(福岡県)

 (支 社 等) 支社21ヶ所、支店98ヶ所、カスタマーサービスセンター等5ヶ所  (テクニカルセンター等) テクニカルセンター・エンジニアリングセンター18ヶ所、

技術保守センター3ヶ所、送信所1ヶ所  (海外事務所) ジュネーブ、北京、上海

(8)重要な子会社の状況(平成28年3月31日時点)

①重要な子会社の事業の状況

会社名 所在地 資本金 出資比率 主要な事業内容

百万円 %

沖 縄 セ ル ラ ー 電 話 株 式 会 社 沖 縄 県 1,415 51.5 au携帯電話サービス

株式会社ジュピターテレコム 東 京 都 37,550 50.0 ケーブルテレビ局、番組配信会社の統括運営 UQコミュニケーションズ株式会社 東 京 都 71,425 32.3 ワイヤレスブロードバンドサービス 中部テレコミュニケーション株式会社 愛 知 県 38,816 80.5 中部地区における各種電気通信サービス KDDIフィナンシャルサービス株式会社 東 京 都 5,245 90.0 クレジットカード事業、決済代行事業 Syn.ホールディングス株式会社 東 京 都 100 91.1 インターネットサービス企業の持株会社 ジュピターショップチャンネル株式会社 東 京 都 4,400 (55.0) 通信販売事業

KDDIまとめてオフィス株式会社 東 京 都 1,000 95.0 中小企業向けIT環境サポート事業 KDDIエンジニアリング株式会社 東 京 都 1,500 100.0 通信設備の建設工事・保守及び運用支援 株 式 会 社 K D D I エ ボ ル バ 東 京 都 100 100.0 コールセンター、人材派遣サービス 株 式 会 社 K D D I 研 究 所 埼 玉 県 2,283 91.7 情報通信関連の技術研究及び商品開発等 K D D I A m e r i c a , I n c . 米 84,400 千US$ 100.0 米国における各種電気通信サービス K D D I E u r o p e L i m i t e d 英 42,512千STG£ (100.0) 欧州における各種電気通信サービス TELEHOUSE International

Corporation of America 米 5

千US$

(70.8) 米国におけるデータセンターサービス TELEHOUSE International

Corporation of Europe Ltd 英 47,167

千STG£

(92.8) 欧州におけるデータセンターサービス 北京凱迪迪愛通信技術有限公司 中 13,446 千RMB 85.1 中国における電気通信機器等の販売及び保守・運用 K D D I S u m m i t G l o b a l

Myanmar Co., Ltd. ミャンマー 200,000

千US$

(100.0) ミャンマー国営郵便・電気通信事業体(MPT)と共同での電気通信サービス C D N e t w o r k s C o . , L t d . 韓 7,150,000 千W 97.8 CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)の提供 KDDI Singapore Pte Ltd シンガポール 10,255 千S$ 100.0 シンガポールにおける各種電気通信サービス

ガーデンエアタワー(本社)

(17)

②企業結合の経過

 当社グループは、平成28年3月14日にジュピターショップチャンネル株式会社の株式の55%を取得し、同社は連結子会社と なりました。

(9)従業員の状況(平成28年3月31日時点)

①企業集団の従業員の状況

事 業 区 分 従 業 員 数

15,564名

2,305名

4,659名

5,090名

4,216名

合      計 31,834名

②当社の従業員の状況

従業員数 前期末比増減 平均年齢 平均勤続年数

10,775名 104名増 42.0歳 17.3年

(注)従業員数には子会社等への出向社員2,405名を含んでおりません。

(10)主要な借入先の状況(平成28年3月31日時点)

借   入   先 借   入   額

百万円

株 式 会 社 三 菱 東 京 U F J 銀 行 118,000

株 式 会 社 日 本 政 策 投 資 銀 行 92,723

83,000

66,000

三 菱 U F J 信 託 銀 行 株 式 会 社 35,500

(18)

(1)発行可能株式総数 4,200,000,000株

   (注)平成27年4月1日付の株式分割に伴い、発行可能株式総数は2,800,000,000株増加しております。

(2)発行済株式の総数 2,690,890,800株 (自己株式 199,683,255株を含む)

   (注)平成27年4月1日付の株式分割に伴い、発行済株式の総数は1,793,927,200株増加しております。

(3)株 主 数 63,155名 (前期末比 5,919名増)

(4)所有者別分布状況

(5)大 株 主

氏名又は名称 持 株 数 持株比率

京 セ ラ 株 式 会 社 335,096,000 13.45

ト ヨ タ 自 動 車 株 式 会 社 298,492,800 11.98

日 本 マ ス タ ー ト ラ ス ト 信 託 銀 行 株 式 会 社( 信 託 口 ) 155,040,700 6.22 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 128,185,000 5.14

ステートストリートバンクアンドトラストカンパニー 73,749,531 2.96

ステートストリートバンクアンドトラストカンパニー505223 37,105,703 1.48 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口 4) 28,363,900 1.13 ステートストリートバンクウェストクライアントトリーティ505234 26,797,450 1.07 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口 9) 25,228,300 1.01 ステートストリートバンクアンドトラストクライアントオムニバスアカウントオーエムゼロツー505002 25,109,401 1.00 (注) 当社は、自己株式199,683,255株を保有しておりますが、上記大株主から除いております。また、持株比率は自己株式を控除

して計算しております。

金   融   機   関 601,527,920 754,419,384 58,198,140 274,622,877 1,002,122,479

22.35

金融商品取引業者 2.16

個 人 ・ そ の 他 株(自己株式含む)10.21

そ の 他 の 法 人 28.04

外 国 法 人 等 37.24

2.会社の株式に関する事項

(平成28年3月31日時点)

 当社は平成27年4月1日付にて普通株式1株につき3株の割合をもって株式分割を行いました。

(19)

(1)取締役及び監査役の氏名等(平成28年3月31日時点)

地   位 氏   名 担当及び重要な兼職の状況等

取 締 役 会 長 小野寺   正 京セラ株式会社 取締役

株式会社大和証券グループ本社 取締役 代 表 取 締 役 社 長 田 中 孝 司 渉外・コミュニケーション統括本部長 代表取締役 (執行役員 副社長) 両 角 寛 文 コーポレート統括本部長

代表取締役(執行役員 専務) 髙 橋   誠 バリュー事業本部長 兼 グローバル事業本部担当 代表取締役(執行役員 専務) 石 川 雄 三

コンシューマ事業本部長 兼 事業統括部担当 兼 ソリューション事業本部担当

兼 メディア・CATV推進本部担当  兼 商品・CS統括本部担当

取 締 役(執行役員 常務) 井 上 正 廣 技術統括本部副統括本部長 兼 建設・運用担当 取 締 役(執行役員 常務) 福 﨑   努 コンシューママーケティング本部長 

兼 コンシューマ営業本部長

取 締 役(執行役員 常務) 田 島 英 彦 グローバル事業本部長兼 グローバルコンシューマビジネス本部長 取 締 役(執行役員 常務) 内 田 義 昭 技術統括本部長 兼 技術企画本部長 取      締      役 久 芳 徹 夫 京セラ株式会社 代表取締役会長   取      締      役 小 平 信 因 トヨタ自動車株式会社 代表取締役副社長

愛知製鋼株式会社 監査役 取      締      役 福 川 伸 次 学校法人東洋大学 理事長

○取      締      役 田 辺 邦 子 田辺総合法律事務所 パートナー 大同メタル工業株式会社 監査役

常 勤 監 査 役 三 瓶 美 成

常 勤 監 査 役 小 林   洋

常 勤 監 査 役 阿 部   健

監   査   役 天 江 喜七郎 鴻池運輸株式会社 取締役 監   査   役 平 野 幸 久 ブラザー工業株式会社 取締役

(注) 1.○印は、平成27年6月17日開催の第31期定時株主総会において、新たに選任され就任した取締役であります。 2. 取締役湯浅 英雄氏は、平成27年6月17日開催の第31期定時株主総会終結の時をもって退任いたしました。 3.取締役久芳 徹夫、小平 信因、福川 伸次及び田辺 邦子の各氏は、社外取締役であります。

4.常勤監査役阿部 健、監査役天江 喜七郎及び平野 幸久の各氏は、社外監査役であります。

5. 取締役福川 伸次及び田辺 邦子、並びに常勤監査役阿部 健、監査役天江 喜七郎及び平野 幸久の各氏は、株式会社東京証券取引所 の有価証券上場規程第436条の2に規定する独立役員であります。

3.会社役員に関する事項

(20)

(2)取締役及び監査役の報酬等

①取締役及び監査役の報酬等の額

役員区分 報酬等の総額(百万円) 支給人数(名) 報酬等の種類別の総額(百万円)

賞与 株式報酬

取 締 役

社 外 取 締 役 44 4

上 記 を 除 く 取 締 役 622 10 140 111

665 14 140 111

監 査 役

社 外 監 査 役 43 3

上 記 を 除 く 監 査 役 47 2

合 計 90 5

(注) 1. 上記の取締役の支給人数には、平成27年6月17日開催の第31期定時株主総会終結の時をもって退任した取締役1名を含ん でおります。なお、賞与及び株式報酬の支給人数は、該当者を除く9名となります。

2. 取締役の定額報酬の限度額は、平成26年6月18日開催の第30期定時株主総会において月額5,000万円以内と決議いただい ております。

3. 監査役の報酬限度額は、平成24年6月20日開催の第28期定時株主総会において年額10,000万円以内と決議いただいてお ります。(事業年度単位となります。)

4. 取締役の賞与は、平成23年6月16日開催の第27期定時株主総会において決議いただいた当該事業年度の連結当期純利益 0.1%以内で業績に連動して支払うものです。

5. 取締役の業績連動型株式報酬(役員報酬BIP信託)は、平成27年6月17日開催の第31期定時株主総会において導入の決議 をいただいております。

6. 前記以外に平成16年6月24日開催の第20期定時株主総会において、役員退職慰労金制度廃止に伴う取締役に対する退職慰 労金精算支給を決議いただいております。

②報酬等の内容の決定に関する方針

 当社は、以下のとおり取締役及び監査役の報酬等の内容の決定に関する方針を定めております。また、役員報酬の体系及び水準に ついて、その透明性、客観性を確保するため、取締役会の諮問に基づき審議を行い、助言する機関として、報酬諮問委員会を設置し ております。本委員会は、議長及び半数以上の委員を社外取締役で構成しております。

イ.取締役の報酬に関する方針

   取締役の報酬は、各事業年度における業績の向上並びに中長期的な企業価値の増大に向けて職責を負うことを考慮し、定額報 酬と役員賞与及び株式報酬で構成しております。定額報酬は、各取締役の職位に応じて、経営環境等を勘案して決定しておりま す。役員賞与及び株式報酬の支給額は、当事業年度の当社グループの業績・担当部門の業績並びに個人の業績評価に基づいて決 定しております。なお、取締役の経営責任を明確にし、業績向上に対するインセンティブを一層高めるため、役員賞与について は当該事業年度の連結当期純利益の0.1%以内の業績連動型の変動報酬といたしております。この変動枠につきましては、当社グ ループを取り巻く環境の変化に迅速に対応しながら、持続的成長及び新たな時代を先導していくとの経営目標に対する取締役の 責任を考慮して設定したものであります。

ロ.監査役の報酬に関する方針

   監査役の報酬は、監査役の協議にて決定しており、当社の業績により変動することのない定額報酬のみを支給することにしてお

(21)

(3)責任限定契約の内容の概要

 当社と取締役小野寺 正氏及び各社外取締役並びに各監査役の合計10名は、会社法第427条第1項の規定に基づき、同法第423条第1項 の損害賠償責任を限定する契約を締結しております。

 当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は、法令に定める最低責任限度額であります。

(4)社外役員に関する事項

①他の法人等との重要な兼職の状況及び当社と当該他の法人等との関係

・取締役久芳 徹夫氏は、京セラ株式会社の代表取締役会長であり、当社は同社と商取引関係があります。

・ 取締役小平 信因氏は、トヨタ自動車株式会社の代表取締役副社長及び愛知製鋼株式会社の監査役であり、当社は両社と商取引関係があ ります。

・ 取締役田辺 邦子氏は、田辺総合法律事務所パートナー及び大同メタル工業株式会社の監査役であり、当社は同事務所及び同社と商取引 関係があります。

・監査役天江 喜七郎氏は、鴻池運輸株式会社の取締役であり、当社は同社と商取引関係があります。

・監査役平野 幸久氏は、ブラザー工業株式会社の取締役であり、当社は同社と商取引関係があります。

②当事業年度における主な活動状況  イ.取締役会及び監査役会への出席状況

 <取締役>

 ・取締役久芳 徹夫氏は、取締役会は12回開催中11回出席しております。  ・取締役小平 信因氏は、取締役会は12回開催中12回出席しております。  ・取締役福川 伸次氏は、取締役会は12回開催中12回出席しております。  ・取締役田辺 邦子氏は、取締役会は10回開催中10回出席しております。

 ※取締役田辺 邦子氏については、平成27年6月17日開催の第31期定時株主総会において新任取締役に就任後の出席状況となります。  <監査役>

 ・監査役阿部 健氏は、取締役会は12回開催中12回出席し、監査役会は12回開催中12回出席しております。  ・監査役天江 喜七郎氏は、取締役会は12回開催中11回出席し、監査役会は12回開催中11回出席しております。  ・監査役平野 幸久氏は、取締役会は12回開催中12回出席し、監査役会は12回開催中12回出席しております。

ロ .社外取締役は、上記のとおり取締役会に出席し、過去の経験や実績に基づく見地からの意見や疑問点等を明らかにするために適宜質 問するなど、意見を述べております。

   社外監査役は、上記のとおり取締役会及び監査役会に出席し、過去の経験や実績に基づく見地からの意見や疑問点等を明らかにする ために適宜質問するなど、意見を述べております。

参照

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